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常連献血者一本釣り(？)でモニター募集が開始された当時は献血カード北海道版(二代目)とは異なる献血カードでした。(私も釣られました。) これは途中の仕様変更により回収されて献血カード北海道版(二代目)と交換されました。残念ながら写真はありません。
クレジットカードサイズ(はば85mm×高さ54mm×厚さ1mm)ですが、 気軽に財布に入れると献血ルームで「大事に扱ってください」とお叱りを受けますので、特別に気を付けて扱う必要があります。
表面(左)は献血手帳のデザインを踏襲した赤色と金色の塗り分けに茶褐色の光磁気情報の記録面があり、 この記録面には献血者の氏名・住所・血液型の他、顔写真・検査結果データが光磁気情報として記録されています。もちろん従来通り、 氏名・住所・血液型などは血液センターのコンピュータにも登録されています。
裏面は銀色の文字情報記録表示面となっており、氏名・献血者コード・血液型・前回献血時の血圧と血液比重(またはヘモグロビン量)・ 過去4回分の献血履歴(献血日・献血種別・血液センターコード)・道内履歴での次回献血可能日が表示されます。 血液センターコードは02は北海道、03は旭川、04は釧路、05は室蘭(現在は出張所の格sage)、06は函館です。 (ちなみに01は中央(東京都の一部を管轄)でしたが、この献血カードが津軽海峡の向こうで使われることは話のネタになる以外にはありませんでしたが。)
献血カードな島の外での献血履歴は裏面には表示されないどころか、それ以前の献血カードな島での献血履歴が繰り下がって表示されるというひどい手抜き仕様 ですので注意しましょう。過去に5回献血をしたことがある場合で、4回目だけ献血カードな島の外で献血した場合、献血カードに表示される献血履歴の回数欄は過去4回分 すなわち2,3,4,5回目となりますが、献血日・献血種別は1,2,3,5回目すなわち過去4回分の「献血カードな島での献血履歴」のものとなってしまいます。 後に＜次回献血可能日＞と印字されていた部分を[道内履歴での次回可能日]と印字するように仕様を変更してこの問題を取り繕っていましたが、 左側の回数についてはごまかしきれなかったようです。
これは、献血カード対応は受付端末は全国の受付システムと接続されていなかったため、献血カードへの印字は道内履歴やその履歴から計算できるものに限られていたからです。 1999年5月に受付システムが全国接続されたことにはなっていますが、その後しばらくは献血カード対応は受付端末でのみ受付をされた場合には回数や献血量の上限突破も可能でした。 (なお、北海道内の固定献血施設にも全国接続された受付端末が設置されており、内地(北海道外)の履歴も検索できたため、その場合には悪事ｗがばれるようにはなっていました。)
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