献血カードの導入目的・献血手帳からの切替方針

献血カード全国版が導入された目的(口語訳)

公式サイトやマスコミ報道をまとめると以下の通りです。

これまでの献血手帳はサイズが大きくて不便だったから免許証サイズにしたYO!
これまでの献血手帳は住所を書いてあって個人情報見せびらかしだったから個人情報を書くのをやめたYO!　(氏名は書いてあるけど。)
暗証番号で本人確認をしてデータを守るYO!　だから血液の安全性の確保に役立つYO!
次回献血可能日がわかって便利だYO!

切り替えについての日本赤十字社の方針

日本赤十字社血液事業本部からいただいたメールでは「従来の献血手帳から献血カードへの切りかえに同意いただけない場合等については、従来の献血手帳を発行するよう、各血液センターに指示しております。」「なお、献血手帳と献血カードの併用は行っておりませんので、ご理解願います。」だそうです。他にも同様の回答を得た方が何人かいらっしゃるようです。(お上(総本山)の回答もご覧ください。) ただし、実態は「献血カードを強制発行しているところもある」「献血手帳への記録を拒否しているところもある」「献血カードと献血手帳の両方に記録しているところもある」など、守られていません。(2007年3月現在)

また、まるでストーカーのようにしつこくメールを出し続けてようやく2007年7月13日にいただいた、勝手に記録を拒否あるいは回収された献血手帳の取り扱いについての質問の回答は、

献血手帳の取り扱いにつきましては、

「献血者の同意を得た上で献血カードを発行すること」
「献血者からこのまま献血手帳を使用したい等の申し入れがあった場合は、継続して献血手帳を使用すること」
「献血者より、過去に本人の同意を得ずに献血カードを発行し再び献血手帳を使用したいと申し出があった場合は、献血カードを回収し、新たな献血手帳を発行すること。その際の献血手帳は、献血カードを発行した時点に遡って発行すること」
について、先週末に全国血液センターの献血受付担当者を招集して研修会を実施し、手順書の順守を徹底するよう指示したところです。

でした。

徹底するように指示をしても、どこまで徹底されるか信用できませんが(だいたい担当部署や責任者・担当者の名前も書かれていないメールですし)、そのへんをさらにしつこく問い合わせ中です。最近はすっかり無視してくれているようですが、徹底的にやります。

ともかくとりあえず情報はまとめなきゃということで、【献血カード】切替の任意・強制まとめスレッド【献血手帳】にみなさまからの情報をお寄せいただいておりますが、実際の体験・問い合わせと思われるものについては随時、切り替えの対応状況の情報に、また、結論だけをこのページにまとめさせていただいております。

後は野となれ山となれ

でも総本山は「下っ端が勝手にやっちゃったことはもう知らねえ。文句があったら言ってこいや、言ってきたら対応してやる」という態度なので、勝手に切り替えられちゃった人、同意してないのに切り替えられちゃった人、騙されて切り替えさせられた人は文句を言えば献血手帳を作り直してはもらえるようです。

前のページに戻ります