献血の種類・間隔など

【献血の種類は何種類あるのか?】

大きく分けると全血献血と成分献血の2種類です。全血献血はおなじみの200mLと400mLの2種類があります。 成分献血は血漿成分献血と血小板成分献血に分けられますが、さらに細かく分けると前者は貧血小板血漿成分献血(PPP)、 多血小板血漿成分献血(PRP)に、後者は血小板と同時に血漿も献血する方法(PC+PPP)と血小板のみの場合(PC)とがあります。 実態はPRPとPCのみはあまり行われていないようです。

【成分献血とは】

血液成分中の血漿または血小板、あるいはその両方を献血する方法です。装置が成分を分離して、赤血球などは献血者の体内に戻されます。 回復が遅いとされる赤血球が戻されるので体への負担が少ないとされています。また、2週間経てば次回の献血ができる(例外あり)ので、 献血マニアにもおすすめです。

【PRPとPC+PPPのちがいは?】

血漿と血小板を混ざった状態で血液バッグに入るがPRP(多血小板血漿成分献血)です。あくまでも「血小板がたくさん入っている血漿」です。 血漿は血漿、血小板は血小板と別々の血液バッグに入るがPC+PPP(血小板+血漿)です。

【献血の間隔は?】

200mL献血のあとは4週間後に、成分献血のあとは2週間後に次回の献血ができます。400mL献血の後は成分献血は8週間後、全血献血は16週間(女性)・12週間(男性)後に できます。ただし、年間の献血回数・献血量の規定もあってその条件によっては献血できないことも起こり得ます。

【年間の献血回数・献血量の規定は?】

全血献血は800mL(女性)・1,200mL(男性)までです。成分献血は24回までです。ただしこのチェックをする際には血小板成分献血(PC+PPP,PC)は2回分とカウントされます。 献血日の1年前の翌日からの献血回数・献血量に今回の献血回数・献血量を加えたものがこの規定を超えないかが受付時にチェックされます。なお、全血献血と成分献血は 別枠ですので、例えば1年間に400mL献血を2回(女性)・3回(男性)と、血小板成分献血を12回をすることもできます。