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輸血用血液製剤や血漿分画製剤のひいては輸血を受けられる方の安全性の確保のため、また、献血される方の安全性の確保のためということでいくつかの基準があります。 ここではその基準をまとめました。
200mL献血は満16歳以上、男性の400mL献血は満17歳以上、成分献血と女性の400mL献血は満18歳以上であることが必要です。 献血は満69歳まで(満70歳になる誕生日の前日まで)できますが、満65歳以上で献血をされる場合は満60歳から満64歳(満65歳になる誕生日の前日まで) の間に1回以上献血をしていることが条件となります。また、女性の血小板成分献血は満54歳以下(満55歳になる誕生日の前日まで)であることという条件もあります。
某血液センターには18歳以上でも高校生は400mL献血・成分献血はできないというローカルルールがあったそうです。(現在もあるかは不明) 何か事情があるのかもしれませんが、強力に400mL献血・成分献血を推進しているこのご時世、一部では無理強いしてでも400mL献血をさせる血液センターがいくつかあるにも関わらず、 それに逆行するローカルルールがあるというのも不思議な気がします。何かしらの良心あるいは親心でしょうか。
200mL献血・成分献血の場合は女性は40kg以上・男性は45kg以上、400mL献血の場合は50kg以上であることが必要です。 基本的には自己申告ですが、多くの献血会場では体重計も準備されていますのでその場で測ることも可能です。また、場合によってはその場で「測ってください」 と言われることもあります。たいていの場合、「50kgと申告されているけれども50kgもないかも?」と思われたとき、 言い換えると献血される方の安全性を確保するために言われている場合がほとんどですので素直に応じましょう。 (ま、女性の献血者にセクハラまがいの言動をする男性職員もいるみたいですけども。)
なお、体重は基準を満たしているかの判定の他に、血漿成分献血の場合の献血量を決定するときにも使われます。血漿成分献血の献血量の上限は体重により 300mL〜600mLと定められており、その時の需要も兼ね合わせて採血量が決まるそうです。
ただし、管理人がいただいたタレコミ情報によると全く逆のパターン、「血漿をたくさん献血させたいから」「200mL献血ではなく400mL献血をさせたいから」 などといった理由で「荷物を持ったまま」体重を測らせたり、過少申告を疑う例もあったようです。
最高血圧が90mmHg以上であることが必要です。これはほとんどの場合、問診医がその場で測ります。 血圧に関する基準で定められているものはこれだけですが、血圧が著しく高い場合などには問診医の判断により献血できない場合もあるようです。
ヘモグロビン量は事前検査で採血した血液を専用の装置に入れることにより計測されます。 ヘモグロビンとは赤血球に含まれている、酸素を運ぶ役割をしているものです。ヘモグロビンは酸素と結びつくと鮮やかな赤色になります。 静脈血よりも多く酸素を含んでいる動脈血がより鮮やかな赤色に見えるのはヘモグロビンによるものです。
男性は200mL献血では12.5g/dL以上、400mL献血では13.0g/dL以上、女性は200mL献血では12.0g/dL以上、400mL献血では12.5g/dL以上であることが必要です。 成分献血は男女とも12.0g/dL以上であることが必要です。(女性の血漿成分献血に限り11.5g/dL以上でもできる場合があります。)
上記の基準に加えて、各血液センターごとにローカルルールがある場合があります。
上記の基準は「健康」「不健康」の基準ではなく、あくまでも献血できるか否かの基準です。 比重不足で献血できなかった献血者に「これ読んでおいてください」とパンフレットを渡されて終わり、ということがありましたが、 えさで献血者を釣っている献血ルームは、釣れなかった魚には興味がないようです。
中には、海外渡航歴(旅行・居住)についてまじめに答えると露骨にめんどくさがる医者もいます。文句を言ってもいいことはありませんのでここはじっと我慢して、後でメールか電話で血液センターに通報するのがよいでしょう。 受付の職員さんは問診医や看護師さんには頭が上がらないとの内部情報がありました。
最後に順序が前後しましたが、こちらは一般的には受付の段階でチェックされます。「前回の献血からの間隔・1年間に献血できる量または回数」の 基準を満たしていることが必要です。献血が好きだからといっても、残念ながら毎週できるわけではありません。 荒々しく献血をされる方や、献血デビューされて「もっとたくさん献血したいなあ」と思われた方は特にこの項目には要注意です。
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