金券アラカルト(百貨店のプリペイドカード・取替券など)

(百貨店の)プリペイドカード

最近ではプリペイドカードを発行している百貨店も多いようです。財布がかさばらない点は確かに便利ですが、プリペイドカードにはお釣りというものが存在しませんので、 同じ販売価格であればプリペイドカードよりも商品券を買ったほうがいいでしょう。(参考: お釣りの出る券/出ない券) また、「プリペイドカードなんてモダンなものは好きになれない、やっぱり商品券だべさ」というニーズもあるようで、金券ショップでの販売価格は 商品券よりも1%ほど安いことが多いです。百貨店で使う上では商品券と同じように使えますが、百貨店以外の自社グループの店では使えないことが多いです。

取替券

取替券とは不要なもらった中元・歳暮などを店頭に持っていくと交換してもらえる券です。よその百貨店などで購入されたものは当然不可です。その際、百貨店の包装紙が重要であることはいうまでもありません。また、購入した物を返品したときにも現金などではなく、この取替券で戻って来るというところもあります。 (これについては現金で買った場合は現金で返金で、カードで買った場合はカード会社を通じて返金というのがあるべき姿だと思うのですがいろいろと事情があるようです。)

そもそもこの取替券は、本来は他の商品と交換するこころを、便宜上、金券の形で客に渡して、それで客に商品を選んでもらうという趣旨のようです。そのせいか、 商品券よりも使える範囲が狭い(「商品券は使えますが、取替券は使えません」)百貨店が多いです。また、お釣りが出ないことも多いようですが、これは百貨店によるようです。購入時や券面の記載を確認してください。金券ショップでの販売価格は商品券よりも1%ほど安いことが多いです。買取90-94%、販売96-97%(東京・大阪での相場)です。

百貨店「友の会」用買物券・買物カード

「毎月一定額を12か月積み立てると13か月分の金額の買物券・買物カードでお返しします」などといういわゆる百貨店「友の会」の積立で受け取る券・カードです。取替券同様、商品券よりも使える範囲が狭い百貨店が多いです。また、使用を本人に限っている百貨店も少なくありません。預貯金などとは比較にならない高利回りで人気ですが、5,000円券や3,000円券の綴りで受け取れる百貨店では高額面券の安定した確保の手段としても利用され (参考: お釣りの出る券/出ない券)、百貨店には割に合わないシステムになってしまったせいか、縮小、廃止、買物券ではなく、プリペイドカードである買物カードへの変更、受取額を13か月分ではなく12.5か月分と変更、1,000円以上のお釣りには取替券で出すように変更するなどの百貨店が続出しています。

以前は金券ショップで買い叩かれる傾向があり、「自分で積み立てて満期後に金券ショップに持ち込むとまず損する」といわれていましたが、最近では商材がほしい金券ショップが多いせいか、商品券の買取価格との差が以前よりも小さくなっています。金券ショップでの販売価格は商品券よりも1%ほど安いことが多いですが、この券・カードをよく買われる方は、「友の会」の積み立てを検討することをおすすめします。お釣りについては購入時や券面の記載を確認してください。買取85-94%、販売96-97%(東京・大阪での相場)です。

百貨店ポイント買物券

百貨店のポイントサービスで交換できる「お買い物券」などの金券が売りに出されていることもあります。一般の商品券よりは使える範囲が狭いことが一般的ですが、それでもたいていのものは買えることが多いです。買取90-94%、販売96-98%(東京・大阪での相場)です。

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