金券アラカルト(ビール券・米券)

ビール券

ビール会社や酒販業組合が発行している券です。「大ビン・2本」「500缶・2缶」「350缶・2缶」があり、発行元ビール会社に関係なく、他のビール会社のビールも引き替えてもらえるようです。(沖縄で人気の「オリオンビール」のビール券は沖縄県内でしか使えないそうです。) ビールに定価はありませんので、大半の店では「ビール2本の引換券」ではなく「○○円分の金券」として処理していますので、 350ml缶のビール券に差額を足して500ml缶と引き替えることも可能なことが一般的です。また、店によってはビール以外のものと引き替えることも可能です。ビール券表面右下に小さく書かれている数字が、いくら分の金券として処理されるかを示しています。お釣りは出ないことが一般的です。

例えば「350缶・2缶」のビール券の場合、ビール券の定価は503円ですが、実際に引き替えることのできるビールの希望小売価格は458円です。 (差額の45円はビール券の印刷経費や流通経費となっているそうです。)　つまり、自分で使うことを前提とする場合、 「缶350・2缶」のビール券(定価503円)は458円で買わないと損ということになります。言い換えると、 ビール券は表面右下に書いてある数字未満の金額で買わないと損ということです。新券の場合は販売「右下に書いてある金額前後」、買取「販売価格の20-40円引き」(東京・大阪での相場)です。旧券(価格改定前のビール券)がを安く売っていれば買うのも悪くないでしょう。(これらの金額は2005年3月1日現在のものです)

米券(おこめ券・お米ギフト券・おこめギフト券)

「1kgの米と引き替え」が建前の券ですが、券面には「差額は精算する」旨の記載がとあり、ビール券と同様に「440円分の金券」と処理されているようです。米券の定価は500円ですが、使うときには440円の価値しかありません。自分で使うことを前提とする場合、 米券は440円未満の金額で買わないと損です。お釣りは出ないことが一般的です。買取400～420円、販売425～440円(東京・大阪での相場)と、他の金券類と比べて特段得な金券類とは言えませんが、他の金券類が使えない店でも米券は使える場合があります。なお、発行元によってデザインや名称が異なりますが使い方は共通です。 (これらの金額は2011年4月1日現在のものです)

全国共通おこめ券(全国米穀販売事業共済協同組合)
全国共通おこめギフト券(全国農業協同組合連合会)

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