ブータン旅行のおみやげ
まつたけ(松茸)のシーズンは？
7月下旬から9月上旬です。ブータン政府農業省が「解禁」というまで流通できませんし、おみやげとしての持ち出しを含む輸出もできません。 最近収穫量が減っているようで、年々サイズも小さくなっているようです。「今年は資源保護のため全面禁止！」なんてこともないとは言えません。 主な産地はティンプー、パロ、ブムタンです。
まつたけ(松茸)の持ち出しは簡単？
輸出用まつたけ(松茸)バイヤー(まつかけ商？まつたけディーラー？)に頼めば手配できます。農業省での輸出に必要な手続きもしてもらえるはずです。 ツアーオペレーター(現地旅行会社)やガイドさんに聞けば教えてくれるでしょう。到着後すぐに相談することをおすすめします。 帰り際に「ほしい」と言っても「ない」と言われることもあります。
保冷剤なども入れてパッキングして、輸出許可のレター(書類)といっしょにホテルや空港まで届けてくれますので、あとは日本まで、"MATSUTAKE"と書かれた発泡スチロールの箱を抱きかかえて、 羨望のまなざしに耐えながら日本まで持ち帰るだけです。ここの管理人の2004年の経験ではお値段は箱・保冷剤付き・諸費用込みで1箱(1kg入り)Nu.1,500〜2,000でした。 日本での入国時には植物検疫でレター(書類)を提出すれば問題なく持ち込めます(2005年9月現在)。なお、途中、タイなどに入国する場合にどうなるかはわかりませんのでわざわざ入国せずに抱きかかえておいたほうがいいでしょう。
乾燥まつたけ(松茸)って正直どうよ？
2004年現在、タシスーパーマーケット1袋(100g)Nu.700で売られていましたが、香りはいまいちです。永谷園のお茶漬けに標準装備の松茸お吸い物の素を混ぜて使うとよいでしょう。
切手はどこで買える？
ティンプーの中央郵便局が品揃え豊富でおすすめです。ストックブックを勝手に見て、ほしいものを自分で抜き出して、お姉さんにお会計してもらいます。 お釣りがないと相当額の切手を売りつけられることもあります。 なお、その昔話題になったような切手は非売品として展示されていますので、「見るだけタダ」で楽しめます。
会社に「ブータンに行って来ました」と形だけおみやげを買いたいのですが好適品は？
正直、あまりありません。絵はがき(Nu.10〜20)、切手シート(Nu.20〜200/シートくらいあたりでいかがでしょうか。 ブータン産の世界的にも通用する品質のウィスキーやラムなどのお酒(Nu.80〜300)もありますが、たくさんもって帰ると税金がかかってしまいます。
税関でいちいちスーツケースの中まで調べないでしょ？
まず、お酒をスーツケースの中に入れるのは絶対におすすめしません。 酒を買ってきてと頼まれて、持つのが重いからとスーツケースに入れて中で割れて大変なことになっても、 頼んだ本人は「あらそう、それは残念。」と言うだけで、航空会社の中の人と自分自身が大変な思いをするだけです。(よかったね、日本の空港で、日系の航空会社で、しかも上級会員のタグつけていて。 そうでなけりゃ迷惑客扱いされちゃいますぜ。)
で、税関の中の人ですが、長年の直感(など)で厳しく調べるべきかどうかを判断しているそうです。どうやら、「服装」「どこから帰ってきたか」「グループの構成(個人か団体か・性別など)」は判断材料のうちかなりの割合を占めているようです。 ブータン帰りの場合、バンコクからの飛行機で帰国される方が多いと思いますが、「バンコクから」と言うと念入りに調べられる率がやや高いような気がします。悪いことは考えないことを強くおすすめします。
他におみやげはどんなものがありますか？
織物、木の器その他の手工芸品(木の器)、仏具、その他ブータンの生活用品などでしょうか。インドやネパールからの輸入物もありますので、確認してお買い求めください。 なお、骨董品に分類されるものは持ち出しできません。購入の際に持ち帰る(＝輸出する)ことに問題がないかを確認しましょう。また、領収書(Cash Memo)をきちんともらっておきましょう。