ブータンでのインターネット
インターネットは使える?
おもなホテルの「ビジネスセンター」と称する殺風景なパソコン部屋があり、インターネットの利用が可能です。料金は1分Nu.5くらいです。 また、ティンプーには数件、おもな地方都市にもいくつかインターネットカフェがあり、料金は1分Nu.1〜2くらいです。
英語版Windows98/2000/XPがインストールされたパソコンが大多数ですが、極めて一部の例外を除き、日本語フォントはインストールされていません。 日本語のメールを読みたい場合は、事前に確認する、確認が難しい場合は日本人が比較的使っていそうなインターネットカフェやホテルの「ビジネスセンター」 を試されることをおすすめします。なお、これらのパソコンでも日本語の入力はほぼまちがいなくできないものとお考えください。ローマ字でがんばりましょう。
自分のパソコンを持っていってインターネットに接続できる?
LANのケーブルが配線されているはほとんどありませんが、無線LANの利用が可能なホテルは増えてきているようです。
ダイヤルアップは最近は流行っていないようです。以下、昔の情報です。
ブータンで一般的に使われているモジュラージャックは日本で一般的に使われているものと同じRJ-11ですので、パソコンに一般的なモデムが内蔵されていれば物理的にはそのまま接続することは可能です。 ただ、極性が逆になっていることや、落雷などによる過電流対策の意味からもモデムセーバーの使用をおすすめします。Bhutan Telecom (ブータンテレコム)のインターネットサービスプロバイダ Druknet のオフィスに出向けば、土曜日・日曜日とブータンの祝祭日を除く毎日、9時から16時まで(13時から14時は昼休み)、アカウントの申し込みが可能です。
セッティングは至って簡単で、アクセスポイントの電話番号は「100」または「101」、プロキシの設定は不要、後は申し込み時に取得したユーザー名とパスワードのみが必要な情報です。 インターネットへの接続料金自体は無料です。(というよりも、正確には、以前は「インターネットへの接続料金」と「市内(ローカル)通話料金」の両方が必要でしたが、「市内通話料金」を値上げして一体化した、といった感じです。 後払いアカウントの料金踏み倒しが多かったなどいろいろな説がありますが、本当のところは不明です。)
アカウントを取得すれば一般の電話またはPCO(電話屋)から接続することが可能です。しかし、PCOから接続する場合は、中の人にはきちんと説明してからつなぎましょう。 一般の電話から100番・101番への通話料金は市内通話料金と同じ4分でNu.1.5です。 PCOからでは4分Nu.5前後の音声電話の市内通話料金と同額が請求されることが一般的ですが、 PCOの電話回線と電話機の間に接続されている課金システムの設定内容によっては国内通話の最高単価である1分Nu.8を請求されることがありました。