ブータン国内の電話サービスはブータンテレコム(BT: Bhutan Telecom)が行っています。電話サービスのみならず、インターネット接続サービス(Druknet)、携帯電話 (B-Mobile: GSM900)なども行っています。なお、市内通話などを除き、時間帯によって料金が異なります。時間帯は以下の通りです。
- Peak Hours : 09:00-18:00 (日本時間では12:00-21:00)
- Off-Peak Hours : 18:00-翌日09:00 (日本時間では21:00-翌日12:00)
ブータンの国内固定電話からの料金 (2005/03/01現在)
Local Call(≒市内通話)
3分Nu.1.5(4円)です。電話屋(PCO)からの場合は3分以内の1通話ならNu.5で大丈夫でしょう。
その他国内通話
- 固定電話へ
- 同一ゾンカック内の通話(Local Call): Nu.1.5(Off-Peark HourはNu.1)/3分
- 同一オペレーショナルエリア内の通話(Category II): Nu.5(Off-Peark HourはNu.4)/分
- 別のオペレーショナルエリアへの通話(Category I): Nu.5(Off-Peark HourはNu.4)/分
- 携帯電話へ
- 相手がブータン国内であればどこでも: Nu.4.5(Off-Peark HourはNu.3.75)/分
- 一般に電話屋(PCO)からの場合、これよりも高くなります。
インターネットダイヤルアップ接続特別料金
4分Nu.1.5(4円)で、インターネット接続料金も含まれています。全国どこからでも100番、101番への接続はこの料金が適用されます。全国どこからでも同一料金、 市内通話よりも安いこのシステムはなかなかすばらしいと思います。 電話屋(PCO)からの場合、課金システムがこの料金に対応している場合は市内通話相当の課金がなされますが、 対応していない場合、市外通話として扱われる仕様となっているようで、Nu.8/分かかったこともあります。
国際通話
日本の03-1234-5678へかける場合は、00-81-3-1234-5678とダイヤルします。00は国際電話をかけるための番号、81は日本の国番号、その後、日本での電話番号を 市外局番の最初の0をとってダイヤルします。
Peak | Off-Peak | |
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料金帯1 Charge Band 1 | Nu.30(72円)/分 | Nu.27(65円)/分 |
料金帯2 Charge Band 2 (日本への通話はこの料金です) | Nu.40(96円)/分 | Nu.36(87円)/分 |
料金帯3 Charge Band 3 | Nu.50(120円)/分 | Nu.45(110円)/分 |
国際通話 (VoIP)
日本の03-1234-5678へかける場合は、010-81-3-1234-5678とダイヤルします。010は国際電話をかけるための番号、81は日本の国番号、その後、日本での電話番号を 市外局番の最初の0をとってダイヤルします。インターネットの通信網経由での電話で、00からダイヤルする場合に比べて安いですが、回線が混雑しているせいか、 なかなかつながってくれません。
Peak/Off-Peak | - | |
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料金帯1 (日本への通話はこの料金です) | Nu.20(48円) | - |
料金帯2 | Nu.25(60円) | - |
ブータンの携帯電話(B-Mobile)からの料金 ※プリペイドの場合 (2006/10現在)
2008年3月現在、いろいろと変更となっています。
初期費用
- 携帯電話機本体: ブータン国内ではNu.5,000前後から。GSM900対応の携帯電話であればブータン国外でも購入したものでも利用可能。 (ただし携帯電話機にSIMロックがされていないことが条件です。)
- B-MobileのSIMカード(シムカード): Nu.400。これに電話番号が記録されています。6か月間有効です。
- バウチャー(プリペイドカード): Nu.100からNu.2,000まであり。30-60日有効です。"Processing Fee"なるもの(Nu.12-150・カード額面の7.5-12%相当額) を引いた分が使える残高です。
国内通話(市内通話を含む)
発信は相手が固定・携帯いずれでもNu.1(2.6円)/20秒です。着信は無料です。
国際通話
Peak/Off-Peak | - | |
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対インド | Nu.22(57円)/Nu.20(52円) | - |
料金帯1 | Nu.35(84円) | - |
料金帯2 (日本への通話はこの料金です) | Nu.45(110円) | - |
料金帯3 | Nu.50(120円) | - |
日本からの電話(参考) (2005/02現在)
KDDI(001)の場合
最初の1分は290円、以後6秒ごとに24円です。3分間なら770円、10分間なら2,450円です。
日本の一般加入電話からティンプー(市外局番02)の32xxxxにかける場合は 001-010-975-2-32xxxx とダイヤルします。
NTTコミュニケーションズ(0033)の場合
最初の1分間は6秒ごとに24円(1分で240円)、以後6秒ごとに21円です。3分間なら660円、10分間なら2,130円です。
日本の一般加入電話からティンプー(市外局番02)の32xxxxにかける場合は 0033-010-975-2-32xxxx とダイヤルします。
日本テレコム(0041)の場合
最初の1分間は6秒ごとに27円(1分で270円)、以後6秒ごとに25円です。3分間なら770円、10分間なら2,520円です。
日本の一般加入電話からティンプー(市外局番02)の32xxxxにかける場合は 0041-010-975-2-32xxxx とダイヤルします。
他の電話会社の場合
「コールバック」を利用した国際電話サービスやIP電話による国際電話などを利用するとこれらよりも安いです。 インターネットサービスプロバイダが提供するIP電話による国際電話の場合、1分70円前後のようです。 また、ときどきつながらないことや、音質が悪いこともありますが、Skype Out(スカイプアウト)なら1分26円程度です。(無料のSkypeはブータン側の通信速度の関係で、実用的でないことも多いようです。)