ブータンの物流
開かれている国境はいずれもインドとの国境で西から、プンツォリン、ゲレフ、サンドロップジョンカの3か所です。(外国人が利用できるのはプンツォリン(入出国)・サンドロップジョンカ(出国のみ)です。) これらからインドなどからの物資がブータンに輸入されます。飛行機での輸入は飛行機のキャパシティや輸送費の問題から、輸入される数量や品目は限られています。
ブータンのトラック
ブータンの物流はこの TATAトラック抜きには語れません。見るからに乗り心地の悪そうなトラックですが、実際その通りです(本当に乗りましたが何か?)。 ヘッドライトの上には目が描かれているのが一般的で、ドアにはなぜか飛行機の絵が描かれていることが多いです。"ROAD KING"などとも書かれている強気のトラックもいますが、 仏教関係の絵が描かれているトラックも少なくなく、見るのも楽しいです。また、"ALL BHUTAN ASSAM BENGAL"とも書かれていることが多いです。 また、荷台横には"PUBLIC CARRIER"、"GOODS CARRIER"、"PRIVATE CARRIER"などと書かれていることが一般的です。
トラック(やバス)などの後ろには"Blow Horn"と書かれていますが、これは「クラクションを鳴らせ」という意味です。書いてあるとおり、 続の車が追い抜きたいときはガンガン情け容赦なく(?)クラクションを鳴らしてもよいようです。大型車がなかなか道路を譲ってくれないことも多い日本とは大きな違いです。
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転落したDCM(と思われ)トラック | TATAトラックの車軸 |