ブータンの自家用車

 ブータンでガリ(ネパール語で「車」)と言えばまずは日本のスズキとインド政府の合弁会社マルチ(MURUTI)の車たちです。一般の(?)ブータン人の生活の足で、 タクシーにも使われています。(ただし、真の「庶民の足」と呼べる乗り物はスクーターでしょう。2人乗りは当たり前、家族3〜4人ででも乗れてしまいます。)  日本車はブータンでも大人気です。日本なら廃車になっているような「昭和末期」な車でもまだまだ元気に走っています。 最近は日本車よりも安い韓国車(ヒュンダイなど)が売れているようです。

MARUTI 800 マルチ 800 MARUTI OMNI Bhutan Special マルチオムニ ブータンスペシャル

ブータンの救急車・消防車

救急車はランドクルーザー(LAND CRUISER)で、"ODA from JAPAN"のステッカーが貼られたものも少なくありません。消防車は日本からの中古車が多いようで、 「○○消防署」や「○○分団」といった日本語の文字が残っているものがたくさんあります。

Aambulance 救急車(ランドクルーザー) Fire engine 消防車

その他

ブータン政府では政府官庁では後部に幌を取り付けられるピックアップタイプの5人乗りハイラックス(HILUX)が公用車として多く使われています。 大臣はランドクルーザー、局長はランドクルーザープラドに乗られていることが多いようです。

LILUX of Government (1) ブータン政府の公用車のハイラックス(1) LILUX of Government (2) ブータン政府の公用車のハイラックス(2)


ピカピカのランドクルーザーが警察車両が2台以上連なってきた場合は注意が必要です。国王陛下、同妃殿下などが乗られている場合が多いです。 歩いているときに出会ってしまったら直立不動で目線を下に向けて直接見ないようにする、 車に乗っているときに出会ってしまったら車を端に寄せて直接見ないようにじっとしているのが礼儀とされているそうです。

LAND CRUISER of Crown Prince 皇太子殿下のランドクルーザー Back side of LAND CRUISER 皇太子殿下のランドクルーザーの後ろ姿

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