献血カード(北海道版・全国版)の変化の簡単なまとめ
献血カード北海道版
初代「献血カード」(光カード)
- 詳細は不明(かなりのレアアイテム?)
- 一部の献血者にモニター依頼をした。(2代目への切り替え時に回収された。)
- サイズは2代目とほぼ同じ。
- 北海道赤十字血液センターの当時の所長(「北海道赤+字社天皇」とも言われていたらしい)が言い出しっぺだが、素人の私から見ても「ハァ?」と言いたくなるような、およそ医者とは思えない無謀な構想があった。
2代目「献血カード」(光カード)
- モニター運用期間中にデビュー。
- 1998年10月からの正式運用時に引き続き使用された。一部の血液センターでは献血手帳の強制回収を実施。(後に強制回収の方針は誤りだったと撤回。)
- 献血手帳への記録拒否が横行し、内地(北海道外)へ行くとややこしくなることもあった。頑固に手書きでも記録をしない片田舎のM蘭赤十字血液センターのおじさんはどういう指示を受けていたんだろうか。
- カード1枚のコストは1,000円だったらしい。
- クレジットカードやキャッシュカードと同じ、厚みのあるカード。光記録面の取り扱いには注意を要した。
- 裏面は銀面の白濁式サーマルリライト仕様。(銀色に印字は白。) 過去4回分の献血日・種別と血液センターコード、次回献血可能日が印字された。
- 過去の検査データも収納可能だった。固定施設(血液センター・献血ルーム)には履歴を印刷する端末も設置されていた。
3代目「献血カード」(北海道限定仕様ファイナルバージョン)
- 2002年か2003年ごろに光カードから切り替えられたようだ。(管理人は島抜けをしていたため不明。)
- プリペイドカード並に薄くなったカード。
- 表面のカラーリングは献血手帳と同じ感じ。マスコットキャラクターの犬(セントバーナード「アンリー」だったっけ?)の絵が入っていたらしい。別名「犬カード」。
- 裏面は白濁式サーマルリライト仕様。過去4回分の献血日・種別と血液センターコード、次回献血可能日が印字された。
- 過去の検査データも収納可能されなくなり、固定施設(血液センター・献血ルーム)には履歴を印刷する端末も撤去されたらしい。
献血カード全国版
4代目「献血カード」(全国展開バージョン)
- 2006年10月1日に全国で献血手帳から切り替えが開始された。
- 北海道(札幌)・山梨・岡山で2006年8月27日から先行導入されていた。
- 新宿駅利用者たった250人による、あらかじめ用意されていた3つの候補の多数決で愛称が「愛Ca」に決まったらしい。「E電」の二の舞になると思われる。
- 裏面は薄緑色のロイコ式サーマルリライト仕様(印字は黒)。過去3回分の献血日・種別と血液センター名、次回献血可能日が印字される。
- この切り替えに伴い、暗証番号を初回に登録し、2回目以降の献血時にはその暗証番号を入力するようになった。
北海道版と全国版との比較
- 献血履歴の一部として北海道版では血液センターコードが印字されていたが、全国版では血液センター名が印字されるようになった。
- 過去の献血履歴は北海道版では4回分が印字されていたが、全国版では3回分のみの印字となった。
- 献血ルームで献血した場合、印字面の下には北海道版では献血ルーム名が印字されたが、全国版では管轄の血液センター名が印字されるようになった。
北海道版と全国版で変わらなかったこと
- 結局
無駄なIT投資、費用対効果を考えると大した効果はないんじゃないの?
- 献血者から強制的に献血手帳を取り上げたり、献血手帳への記録を拒否したりgdgd(グダグダ)なのは何も変わらず。学習能力なし。北海道で試行していたのではなく、
北海道で勝手にやっていただけじゃないの?
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