ブータンへの入国/からの出国の方法
空路での入出国
- 日本からの直行便はありません。ブータンに乗り入れている航空会社はブータン国営航空[ロイヤルブータン航空] Royal Bhutan Airlines Drukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)だけですが、日本への乗り入れは行っていません。
- 日本からの場合は、往路はバンコクで1泊して翌朝のDrukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)に乗り継ぎ、復路は午後にバンコクに着いてその日の日本への夜行便か、バンコクで1泊して翌朝に日本へ向かう便に乗り継ぐ方法が一般的です。
なお、関西発には往路(バンコクゆき)も夜行便があり、Drukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)の出発便によっては当日乗り継ぎも可能です。(ただし、ご利用は計画的に。自己責任でお願いいたします。)
- バンコクへの直行便が就航している日本の空港と就航(運航)航空会社は以下の通りです。(2009年12月20日現在)
成田 | 日本航空(JL)・全日空(NH)・タイ国際航空(TG)ほか |
関西 | 日本航空(JL)・タイ国際航空(TG) |
中部(銭湯レア) | 日本航空(JL)・タイ国際航空(TG) |
福岡 | タイ国際航空(TG) |
- タイ入国の際、日本国籍を有する人で30日以内の観光目的の入国は(他にも条件があるのですがたいていの場合は)ビザ不要です。
- Drukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)の航空券は距離のわりには高額なので、Drukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)に乗る区間をできるだけ短く、つまりコルカタ(カルカッタ)やカトマンドゥからDrukair (DRUK AIR)(ドゥルックエア)を利用する、あるいは、
陸路で入出国することで、ブータンまでの合計の交通費が安くなるかもしれません。ただし、インド国内の陸路移動には空路移動にはない様々な困難(?)やトラブルが起こり得ますので覚悟が必要です。
陸路での入出国
- 片道を陸路入出国とすることも可能です。(往復とも入出国にすることもできる場合もあるようです。最新の情報は現地旅行会社(ツアーオペレーター)にお問い合わせください。)
- 入出国できるブータンの街は以下の通りです。いずれもインド国境の街です。
- プンツォリン - インドのシリグリ(バグドグラ空港)まで車で4時間(150km)、またはカルカッタまで車で17時間。プンツォリンからティンプーまでは車で172km(6時間)。
- サンドロップジョンカ - ブータンからの出国のみ可能。インドのグワハティまで空港まで車で3時間(120km)。グワハティ空港にはインディアンエアラインズのバンコク直行便が就航。
- チベット(中国)国境にはブータンと合法的に入出国できる街はありません。
入出国にあたっての注意事項
- ブータン側で税関(カスタム)で賄賂を要求されたりいやがらせをされたりすることはまずないでしょう。紳士的かつフレンドリーな対応です。
- 2004年12月からブータンは禁煙国ということになっていますが、たばこの持ち込みが禁止されているわけではありません。旅行者(ツーリスト)に対しては
「個人消費分1カートン(200本)に限り200%の税金(関税・売上税各100%)の支払いを条件に持ち込みが許可される」となっています。たばこ探知犬がいるわけではありませんが、
ほぼまちがいなく「たばこを持っていないか?」は聞かれ、また、荷物のチェックが行われることがあります。
免税店の袋は必ずといっていいほど「何が入っているんだ?」と聞かれるとお考えください。
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